和歌山の釜めしやさん

おはようございます。

2019年 師走 28日 土曜日


今年の思い出のひとつに、
和歌山の恩師のお葬式に行ったときのことがあります。




恩師が親しくしていた 釜めしやさん に寄って来ました。


お葬式会場で、板前さんご夫婦と偶然会ったのです。


実は2年前恩師が和歌山に引っ越しした直後から、

高野山に連れていくからお出で~!」
「いつ来る~?」
「来たら、美味し~い釜めしやさんにも連れて行くよ~」と、

何回も、何回も、仰って下さっていたのでした。




亡くなる2週間くらい前(10月末)にも電話が来て、
来年4月に行く事を約束したばかりだったのでした。涙



釜めしやさんのご夫妻から
「秋田の妹が来たらここに連れてくるからね!」と言ってたことを聴いて
一緒に、涙、涙、


釜めしやさんでありながら、関西を代表するバーテンダーというご主人は、
最初にカクテルをご馳走して下さいました。




「わたしに似合うものを・・・」とお願いしたら、
OK! と作って下さったのがこちら。


「ギムレット」という有名なカクテルだそうです。



その美味しさと言ったら、、、


軽やかで上品な、あんなに美味しい飲み物ははじめてでした。

ちなみに、「ギムレット」という名前にこめられたカクテル言葉は、
『遠い人を想う』『長いお別れ』だそうです。



ご夫妻と話が尽きず、先生の思い出話のおともにぴったりでした。




美味しい、美味しい、と言ったら、もう一杯ご馳走して下さって。^^

今度は、「バカルティ」

ほんとうに・・・ (^・^)^☆.。.:*・゚☆





カクテルの美味しさにも感動しましたが、
カウンターの綺麗さにもびっくりしました。

白い木肌がきれいなカウンターは、木曾檜 だそうです。




初めはカウンターの裏のような木の色だったそうですが、



奥様が、毎日たわしで磨いたら このように白くなったのだそうです。


40年前のものとは思えない、シミひとつない木曾檜のカウンターは、
手触りもよくってうっとり。

何回も何回も撫でてしまいました。




「これを買う時、高くてびっくりしたわ~」とおっしゃっていましたが、
いくらだと思いますか~???




「この板1枚でクラウン(車) を買えるよ!」 と言われたそうです。



ほほーーっ!!!



でも、さすがさすがの、本物の「美」
購入したご夫妻の 審美眼と勇気 にも脱帽です。


お料理ももちろん、とっても美味しくて、

京都の味付けだという釜めしは、香りがよくて上品で、丁寧な美味しさ♪

家族にも、あの人にも、この人にも、食べさせたいな~と思いました。
ほんとうに美味しかったです。



おすもうさんたちもくるお店だそうで、
白鷗がサインした色紙もありました。

帰りには和歌山の特産や、
明日の朝ホテルで食べてと、釜めしのおにぎりや食べ物も
おみやげに下さいました。




開業して60年、毎日ならんでカウンターに立ってきたというご夫妻。

とってもあったかくて、愛情たっぷりのステキなお店。

ご夫妻の粋な計らいのおかげで、
悲しいことも、素敵な思い出にしてくれました。




もし出張や旅行などで和歌山に行くときは、ぜひ「釜十」さんへ
寄ってみてください。




和歌山でのった電車もおもしろかったです。
来年にご紹介したいと思います。





穏やかな天気に恵まれた年末ですね。

愛和は、今日と明日(一部の人)と、明後日と、
令和元年最後のフル回転です。



最終日の忘年会を楽しみにして頑張ります。
(。^^。)!




今日もいい日でありますように。
行ってらっしゃい。




わたなべくみこ

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